サガリバナ

< 植栽 >


             ’25.10.1 19:15 奄美大島(鹿児島県)

宇検村の宿に植栽されていたサガリバナです。
夕飯前は開花したばかりでしたが、夕飯後は盛大に開花していました。
マングローブに咲く、サガリバナはさぞかし幻想的なことでしょう。



                 スマホ ’25.10.1 18:47 奄美大島(鹿児島県)



合成            ’25.10.2 7:21  奄美大島(鹿児島県)

夜明けとともに落下する短命な花です。

Barringtonia racemosa (L.) Spreng.
サガリバナ(下がり花)/サガリバナ科 サガリバナ属 常緑高木/6~7月/九州(奄美大島以南)~沖縄
  高さ10m位。葉は枝先に集まってつき、ほとんど柄がなく、葉身は倒卵状長楕円形、長さ10~30cm。先は鋭尖頭、基部は狭まって多少耳状に張り出し、波状縁~全縁。質は革質で無毛。花は枝先および葉腋から長さ20~60cmの花序を下垂し、淡紅色~白色の花を多数つける。花弁は卵状長楕円形~披針形で、長さ2~2.5cm。萼は初め閉じているが、のち不規則に2~3裂し、裂片は卵形で内側がくぼむ。雄しべは多数つき、白色で長さ3~4cm。花柱は長さ約3.5cm。花は夜に咲き、夜明けとともに落下する。果実は卵円形~長楕円状卵円形でやや角ばり、長さ5~6cm、先端に宿存萼があり、外果皮は革質、緑色~帯紫色。

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