オオジシバリ



道ばたや田んぼのまわりに多いオオジシバリですが、砂浜に咲いていました。
こんな環境に耐えるのはハマニガナだけかと思っていました。

’04.4.2撮影 大瀬海岸(奄美大島)

 Ixeris japonica (Burm.f.) Nakai
オオジシバリ(大地縛り) / キク科 ニガナ属 多年草 / 4~5月 / 日本全土
やや湿り気のある道ばた、水田。草丈10~30cm。茎は地を這って伸び、根を下ろして増える。葉は互生し根元に集まってつき、葉身は倒披針形~へら状楕円形で先は鋭頭~鈍頭、全縁であるが時に下部が羽状に切れ込む場合がある。頭花は1~5個つき、黄色で径2.5~3cm、小花は20~24個。総苞は長さ12~14mm。花茎に花はない。果実(痩果)は長さ約4mm、翼状の10肋があり、嘴は長さ約2.5mm。冠毛は白色、長さ約7mm。
<似たもの>
 イワニガナの葉は丸っぽく小さく、卵円形~広卵形で、鋸歯がほとんどない。
 ハマニガナは砂浜だけに生え、葉は厚く長い柄があり、掌状に3~5中~全裂している。

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