オオハマグルマ



葉の基部がくさび形のものが多く、地をはっているので、オオハマグルマだと思います。






’25.9.30撮影 奄美大島(鹿児島県)

Melanthera robusta (Makino) K.Ohashi et H.Ohashi
オオハマグルマ(大浜車)/キク科 ハマグルマ属 多年草/4~9月/本州(紀伊半島)・四国・九州
  海岸の砂地。茎は長く地をはい、節から根をおろす。葉は対生し、卵形で、長さ3~12cm、幅1.5~6cm、鋭頭、基部はくさび形、葉柄は長さ3~28mm、縁はまばらに鈍鋸歯があり、両面にねた短い剛毛が密にある。頭花はふつうは3個、まれに1個、径2~2.5cm、柄は長さ1.5~4.5cm。舌状花冠は長さ10~11mm、うち筒部は2mm、幅4mm。筒状花冠は長さ5mm。花床の鱗片は長さ6mm。瘦果は長さ3mm、幅2~2.5mm、三~四角柱状で基部はくさび形。冠毛ははじめは短い冠状で縁は裂け、2.5mmほどの剛毛があるが、熟すと不明となり、剛毛は1~2本だけになる。 

Homeへ