オキナワハイネズ



直立するシマムロの変種で、オキナワハイネズは地を這っています。
よく似たハイネズは葉の先端が鋭く尖り、気孔帯が2条になっていません。



’25.10.2撮影 奄美大島(鹿児島県)

Juniperus taxifolia Hook. et Arn. var. lutchuensis (Koidz.) Satake 
オキナワハイネズ(沖縄這杜松)/ ヒノキ科 ビャクシン属(ネズミサシ属)常緑低木 /2~5月 /
                      奄美大島以南の琉球、房総半島南部~伊豆市七島、東海地方
  海岸沿いの砂浜や岩場、原野。幹が地を這うほふく性のであり、多数分枝し、直径2–4mの範囲に広がる。樹皮は灰褐色。葉は針葉で3輪生し、長さ8~14mm、先端はやや尖るが軟質、緑色で光沢がある。表面に白い気孔帯が2条ある。雌雄異株。球果は裂開せず、鱗片が合着して肉質(漿質球果)になり、球形、直径 10~12 mm、紫褐色。種子は三角状卵形、長さ4.5~5.5 mm。

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