クサトベラ

                           ’25.10.2撮影 奄美大島(鹿児島県)

花期も終盤、果実をつけていました。
↓熟すと真っ白になるようです。


                           ’25.10.2撮影 奄美大島(鹿児島県)



クサトベラ ’03.12.6撮影 佐敷町
                             ’03.12.6撮影 佐敷町(沖縄県)

ハマジンチョウの横にはクサトベラが咲いていました。
属名のラテン語は「左利き」という意味だそうです。
左手を広げたように見えますでしょうか。


クサトベラ ’03.12.6撮影 佐敷町
                             ’03.12.6撮影 佐敷町(沖縄県)

トベラの葉と似ていますが、軟らかいので、クサトベラという名前になったのかもしれませんね。



クサトベラ ’06.9.8撮影 西表島
                        ’06.9.8撮影 西表島(沖縄県)


クサトベラ ’06.9.8撮影 西表島
                         ’06.9.8撮影 西表島(沖縄県)

扇状の花も個性的ですが、要のところから直立して伸びている雌しべがユニークです。

 Scaevola taccada (Gaertn.) Roxb.
クサトベラ(草扉)/ クサトベラ科 クサトベラ属 常緑低木/ 3~10月/ 南西諸島、沖縄、小笠原
海岸の砂浜や岩場。高さ1~4m。葉は互生、枝先に集まってつく。やや肉質で全縁。葉腋に白い花をつける。花冠は直径約2cm、掌状に深く5裂し、雄しべは5個。雄しべが花粉を出し終えると雌しべが伸びて直立する。果実は長さ1cm弱の扁球形の核果。熟すと光沢のある白色になる。 

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