キケマン






海岸に面した道路脇に黄色の花が揺れていました。
莢も一緒についていました。
数珠状にほとんどくびれていないので、キケマンかな。


’04.4.2撮影 奄美大島(鹿児島県)

 Corydalis heterocarpa Siebold et Zucc. var. japonica
キケマン(黄華鬘) / ケシ科 キケマン属 越年草 / 3~6月 / 本(関東以西)~沖
海岸の草地、荒れ地。高さ40~60cm。全体に無毛。茎は太く中空で、赤みを帯びるものが多い。葉は2~3回3出葉。茎や葉を傷つけると悪臭がする。茎の上部の葉脇から総状花序を出し、長さ約2cmの黄花を多数つける。莢(さく果)はほとんど数珠状にならない。種子は2列に並ぶ。傷つけるといやな臭いがする。母種のツクシキケマンに似るが、より大型で花の距が短く、果実(蒴果)が数珠状にならない点が異なる。

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