イワダレソウ


            ’25.10.2撮影 奄美大島(鹿児島県)

花冠は小さく、直径2mm、平凡社の図鑑では花色は紅紫色と記載されていましたが、
白色から紅紫色に変わると書かれたものもありました。



                              ’25.10.2撮影 奄美大島(鹿児島県)

花期終盤でしたが、辛うじて花が残っていました。



イワダレソウ ’06.10.21撮影 宮崎郡(宮崎県)
                  ’06.10.21撮影 佐土原町(宮崎県)


イワダレソウ ’06.10.21撮影 宮崎郡(宮崎県)
                                                                ’06.10.21撮影 佐土原町(宮崎県)

奄美や沖縄では容易に逢えると思っていたのに、相性が悪かったのか今まで逢えませんでした。
予期せぬ出逢いは、喜びも倍増し、鳥見坊主のむなしさがいっぺんに吹っ飛びました。
10月下旬では花がついた個体が少なく、鱗状の花序が大小並んで賑やかでした。
 Phyla nodiflora (L.) Greene
イワダレソウ(岩垂れ草)/クマツヅラ科 イワダレソウ属 多年草/7~10月/本(関東南部以西)~沖
日当たりの良い海岸。草丈10~20cm。茎は長く砂の上を這い、節から根を出して広がり、増える。葉は対生し、倒卵状楕円形で長さ1~4cm、幅0.5~1.8cm。上半部に粗い鋸歯があり、圧毛がある。花は葉腋から花茎を伸ばし先端に円柱状の穂状花序をつけ、花は扇状の苞の間につき、花冠は5裂し、紅紫色でやや唇形、直径約2mm。果実(分果)は広倒卵形、長さ約2mm。

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