ヒメタムラソウ Amami


             ’10.4.25撮影 奄美大島(鹿児島県)



                 ’10.4.25撮影 奄美大島(鹿児島県)

沖縄本島、西表島で見たヒメタムラソウより、少し大きめだったので、
ハルノタムラソウ?かしらと思ったのですが、
撮影していたハルノタムラソウと比べて見ると、葉の形が違います。
調べていると、山地型でアマミタムラソウというのも出てきて、ますます混乱。
アマミタムラソウは今回撮影した個体よりももっとハルノタムラソウの葉に似ています。

悩んだ結果、ヒメタムラソウと判断しました。



沖縄本島で撮影したヒメタムラソウ、今回撮影したヒメタムラソウ?、ハルノタムラソウ
を比較してみました。



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 Salvia pygmaea Matsum.
ヒメタムラソウ(姫田村草)/ シソ科 アキギリ属 多年草/ 10~4月?/ 奄美大島以南の琉球列島
渓流沿いの岩上や湿った場所。草丈10~20cm。葉はロゼット状に広がり、頭大2回羽状複状複葉。小葉はやや細かく羽状に中裂し、頂小葉は卵形。花は上部に穂状花序となり、輪生状に唇形花を多数つける。花冠は白色でやや紫色を帯びることもある。長さ約5mm。(ハルノタムラソウの花冠の長さは約8mm。)奄美大島と徳之島には山地型で葉形が異なる変種のアマミタムラソウvar. simplicior Hatus. ex T. Yamaz.が知られる。

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