ハマアズキ

 
                             ’10.4.26撮影 奄美大島(鹿児島県)



                             ’10.4.26撮影 奄美大島(鹿児島県)

ノアズキとは花の形が違い、竜骨弁が捻れていません。



                          ’25.10.2撮影 奄美大島(鹿児島県)



                          ’25.10.2撮影 奄美大島(鹿児島県)

Vigna marina (Burm.) Merr.
ハマアズキ(浜小豆)/ マメ科 ササゲ属 多年草/ 4~11月/ 小笠原諸島、屋久島以南の南西諸島
  海岸の砂地。茎の長さ5m以上になる。茎は匍匐して広がり、無毛。葉は3小葉からなり、小葉は卵形~広卵形、長さ3~6cm、幅2~4cm。先は鈍く尖り、基部は広いくさび形、全縁、表面は光沢がある。托葉は狭卵形、長さ約1mm、鋭頭。葉は葉腋から長さ2~10cmの偽総状花序をだし、長柄の先に数花をつける。花は黄色で長さ15~18mm、旗弁は左右同形で、竜骨弁の先端は鈍形でねじれない。花柱の先はやや嘴状に伸びる。小苞は卵形で早落性。果実(豆果)は線状楕円形で、長さ3~6cm。黒褐色~緑褐色に熟し、5~6個の種子が入る。種子は楕円形、褐色~黒色~黄灰色、長さ5.5~7mm、幅4.5~5.5mm、厚さ4~5.5mm。 
似ているナガバハマササゲは路傍や原野に生育し 葉の形状、豆果が有毛などで区別できる。

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