ダキバアレチハナガサ









ヤナギハナガサに、アレチハナガサに似ているけれど、葉が違う?
僅かですが、茎を抱いています。
ダキバアレチハナガサという帰化植物でした。




’25.10.2撮影 奄美大島(鹿児島県)

 Verbena x incompta P.W.Michael
ダキバアレチハナガサ(抱き葉荒地花笠)/ クマツヅラ科  クマツヅラ属 多年草 /6~9月/南アメリカ原産
  帰化植物。1933年に大阪で採集された標本が最も古い帰化の記録である。茎は中実、断面はやや綾のある四角形、粗い白毛が生え、ざらつく。茎葉は対生し、広線形、先端半分に鋭い鋸歯がある。葉先が鋭く尖り、葉の基部は茎を抱く。茎の上部でよく枝分かれし、長さ3~5(7)cmの穂状花序を多数つける。花冠は5裂し、長さ約3mm、直径約3mmの淡青紫色。花筒部は短く、あまり突き出ず、出ても萼の2倍程度まで。萼は先が5裂し、毛がある。苞は長さ2~3mm、白毛が密生する。花冠苞や腺毛はなく、あっても微細でわずか。果実は4分果。分果は長さ約1.3mm(1~1.5mm)、乾くと腹面に不定形の白色の粒(乳頭状突起)が現れる。

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