アマミテンナンショウ

草丈は低いのですが、鳥足状の葉の数が多く立派です。 仏炎苞上部のたなびいている部分（舷部）が筒の長さよりやや短めなのが特徴だそうです。 ’０６．３．４撮影　奄美大島(鹿児島県)

Arisaema heterocephalum Koidz. subsp. heterocephalum アマミテンナンショウ（奄美天南星）／サトイモ科　テンナンショウ属　多年草／　１～４月／奄美大島・徳之島   山地の常緑樹林下。草丈２０～５０cm。葉は普通２個つき、１１～２１枚の小葉からなる。小葉は鳥足状につき、狭披針形～狭倒卵形で長さ６～１６cm、幅１～３cm。側小葉は外側へいくにしたがって小型になる。花は雌雄異株で、雄株は葉よりも高くつき、雌株は低い。仏炎苞は長さ３．５～５．５cm、径２～３．５cm。外側は緑色で、内側は緑白色。付属体は細いこん棒状で、緑白色、筒部よりやや短い～ほぼ同長。よく似たオキナワテンナンショウは舷部が長めで、小葉の数が少なめで小葉の幅が２．５cm以上ある。

Home