アカボシタツナミソウ

 アカボシタツナミソウ ’06.3.3撮影 笠利町(奄美大島)


アカボシタツナミソウ ’06.3.3撮影 笠利町(奄美大島)

前回会うことが出来なかったのが不思議です。
海岸から林道と、いろんなところで群生していました。
花つきが良く、淡紫色が綺麗です。
コバノタツナミ、ツクシタツナミソウ、シソバタツナミをミックスしたような感じです。

’06.3.3撮影 笠利町(奄美大島)
 九州のタツナミIndexへ

 Scutellaria rubropunctata Hayata
アカボシタツナミソウ(赤星立浪草)/ シソ科 タツナミソウ属 多年草/ 1~5月/ 九(屋久島)~沖
山野。茎は基部が地をはい、先は直立し、高さ 10 ~ 30 cmになる。茎には白色の伏毛がある。葉は3角状卵形で長さ 1 ~ 6 cm、幅 0.5 ~ 5.5 cm、先端は鈍く、基部は広いくさび状で、ときに浅心状になる。4 ~ 7 個の鈍鋸歯がある。両面に短毛が散生 ~ 密生し、赤褐色の腺点が密にある。葉柄は長さ 1 ~ 3 cm。花は茎頂や枝先に長さ 2 ~ 5 cmの偽総状花序となり、花冠は唇形花、淡紫色 ~ 青紫色で長さ 1.3 ~ 1.5 cm。萼は花時に長さ 1.5 ~ 2 mm、果時に約5 mmとなる。果実は卵球形で鈍い円錐状の突起がある。
  <九州で見かける似たもの比較>
 タツナミソウ : 丘陵草地。花は直立。全体に白毛が密。葉は三角状卵形。草丈20~40cm。
 コバノタツナミ : 主に海岸近く。花は直立。葉は小型で丸い。全体小型、やわらかい毛。 草丈5~20cm。
 ツクシタツナミソウ :山地林内。花は直立。葉は長三角状卵形で、しばしば脈状に淡色の斑。草丈20~40cm。
 シソバタツナミ : 湿った林内。 花は直立。葉の裏面が紫色を帯び、表脈状に濃色の斑。草丈10~25cm。
 ヤマタツナミソウ : 山地の木陰。花は斜上。葉に粗い毛がある。草丈10~25cm。  

Home