マツザカシダ


                                 ’23.10.24撮影 加江田渓谷(宮崎県)

白斑が美しいシダが一際目立っていました。
これは栄養葉のようで、胞子葉は葉柄が長く、葉が細いそうです。

Pteris nipponica W.C.Shieh
マツザカシダ(松坂羊歯)/イノモトソウ科 イノモトソウ属 常緑多年性 /本(島根県以西の日本海側)、四、九
  九州の林内に生える。葉柄はわら色で、基部鱗片は褐色。葉身は単羽状葉で1~3対のやや鎌状に曲った側羽片と頂羽片があり、光沢のある緑色〜濃緑色の革質。羽軸にそってしばしば白斑がはいる。葉は2形。胞子葉は栄養葉より葉柄が長く、葉幅が細い。ソーラスは羽片の辺縁に沿って長くつく。オオバノイノモトソウに似るが、側羽片が1~3対と少なく、葉が波のようにうねる。 

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