コヒロハハナヤスリ


                              ’16.11.26撮影 宇美町(福岡県)




                                                         ’16.11.26撮影 宇美町(福岡県)




                              ’16.11.26撮影 宇美町(福岡県)
よく似たヒロハハナヤスリの栄養葉はハッキリと茎を抱きますが、
コヒロハハナヤスリは短い柄があり、ほとんど茎を抱きません。
また、この時期まで、見ることができるのはコヒロハハナヤスリのようです。
ヒロハハナヤスリは春、生育し、夏には枯れ、
コヒロハハナヤスリは春伸び出して、晩秋枯れるそうです。

コヒロハハナヤスリ(小広葉花鑢) / ハナヤスリ科ハナヤスリ属 夏緑性 / 4〜11月 / 本州(山形県・宮城県以南)〜沖縄
  平地から山野の公園、路傍、林床。根茎は短い塊状か円柱状で直立。栄養葉の基部で胞子葉を分岐する。栄養葉は長楕円形
  〜広卵形の単葉、薄緑色の草質、基部はくさび形で短い柄がつき、鈍頭。胞子葉は栄養葉より長く、上部の軸両側にヤスリ状の
  細長い胞子嚢穂をつける。胞子は初夏と秋に熟す。

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