イヌカタヒバ


                                                          ’16.11.29撮影 みやま市(福岡県)


カタヒバかな? 何となく違うような??
葉に艶がなく凹凸が少ないような。
葉の先端に白っぽいものがついてる? 無性芽というそうです。
調べてみるとイヌカタヒバのようです。
分布は沖縄県ですが、園芸品が各地で野生化しているそうです。



                                                         ’16.11.29撮影 みやま市(福岡県)


特徴は葉に艶がなく、背葉が平面的で白膜がある。秋に無性芽を出す。




↑まだ青々とした株と↓美しく紅葉した株がありました。


                                                         ’16.11.29撮影 みやま市(福岡県)


和名は「つまらないカタヒバ」もしくは「カタヒバに似ているけれど別のもの」と言う意味のようです。

イヌカタヒバ(犬片檜葉) / イワヒバ科 イワヒバ属 常緑シダ / 沖縄県
  沖縄県では絶滅危惧植物であるが、園芸品が各地で野生化している。地下茎は這い、葉状枝は直立または斜上し、3〜4回羽状
  に分岐し三角形の葉身状となる。葉には2型があって、大型の腹葉と小型の背葉をつける。葉の縁に鋸歯がある。背葉の辺縁に
  白膜があり、先端は芒状に尖る。胞子嚢穂は小枝に1個頂生し、晩秋に植物全体が赤褐色を帯び紅葉する。似たものにカタヒバが
  あり、腹葉に鋸歯がなく、また背葉の縁に白膜がない。   

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