イノモトソウ
’16.1.15撮影 宇美町(福岡県)
↑羽片が細いほうが胞子葉で、
↓羽片が太く、鋸歯が目立つのが栄養葉のようです。
’16.1.15撮影 宇美町(福岡県)
’16.1.27撮影 北九州(福岡県)
低山を徘徊しているとよく見かけていたのですが、やっと調べる気になりました。
形に特徴があるので、すぐに判明、イノモトソウでした。
(よく似たオオバノイノモトソウは中軸の翼がないことで見分けられる。)
名前の由来は井戸の脇などに生えることからだそうです。
イノモトソウ
(井の許草) / イノモトソウ科 イノモトソウ属 常緑 /
人里の道端、石垣、山地の林縁など。葉身は単羽状葉で頂羽片があり、光沢のない緑色の薄い紙質。葉には栄養葉と
胞子葉の2形がある。栄養葉は長さ4〜15cmで、縁は鋸歯がある。胞子葉は長いものは長さ60cmになる。栄養葉、
胞子葉とも上部の羽片の基部が中軸に翼がある。胞子葉の葉柄は長く立ち上がり、栄養葉より葉幅が細く、鋸歯がない。
ソーラスは羽片の辺縁に沿って長くつく。
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