ツクシチャルメルソウ


                 ’25.4.26撮影 五木村(熊本県)

今回はバッチリいい感じ!。
2年前は果実になっていたのす。


                 ’25.4.26撮影 五木村(熊本県)

花弁は淡緑色で羽状に5裂し、萼裂片は平開し、先端だけが反曲しています。


                 ’25.4.26撮影 五木村(熊本県)

撮影した地域は球磨地方なので、クマチャルメルソウ(Ylistにはない)も分布し、雑種も多いそうです。
葉は似ていますが、花弁が紅紫色なので、ツクシチャルメルソウとの区別は容易だと思いますが、
雑種は悩みそうです。




                 ’23.5.9撮影 五木村(熊本県)

予想通り花期は完全に終わっていて、種子もほとんど散布し終わっていました。



                 ’23.5.9撮影 五木村(熊本県)

草丈、花の数はコチャルメルソウと同じくらいです。
葉は両面に白毛が多く、
切れ込みが深く、中肋に対し鋭角に切れ込んでいるのが特徴です。
(オオチャルメルソウ、トサノチャルメルソウは中肋に対して切れ込みが直角)




                                ’23.5.9撮影 五木村(熊本県)

 Mitella kiusiana Makino
ツクシチャルメルソウ(筑紫哨吶草)/ユキノシタ科 チャルメルソウ属 多年草/3~4月/九州(熊本・大分・宮崎)
渓谷沿いの湿った岩場。草丈20~30cm。根茎は長く横に這う。根出葉は互生、葉身は長楕円状卵形~卵円形、長さ4~10cm、幅4~9cm。縁は5~7裂し、切れ込みが深く中肋に対し鋭角になる。基部は深い心形、縁には欠刻状の鋭い鋸歯がある。両面に白色の毛が多い。葉柄の基部の托葉に腺毛はない。花は花茎の先に10個程度つき、花には芳香がある。花弁は淡緑色で羽状に5裂し、萼裂片は平開、先端だけが反曲する。裂開前の葯は淡黄色。種皮には突起が密生する。このほか、愛媛県宇和島市からも記録があるが、すでに絶滅したと考えられる。 

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