モミジチャルメルソウ



もみじ状の葉が威風堂々として美しいです。
地味目の花も花数で目立とうとしています。








花は雌雄異株だそうですが、この花は雄花? 雌花?

’24.4.24撮影 高島市(滋賀県)

Mitella acerina Makino
モミジチャルメルソウ(紅葉哨吶草)/ ユキノシタ科 チャルメルソウ属 多年草 / 4~6月 / 本州
(京都府、滋賀県、福井県の日本海側)
  山地の渓流沿い。草丈20~40cm。根茎は長く、斜上し、走出枝を出し、鱗片葉または普通葉をつける。根出葉の葉身は広卵形~卵円形で5~7裂し、長さ4~10cm、幅4~9cm。先は鋭形~鋭尖形、基部は深い心形。表面にはあらい毛を散生する。根出葉の葉柄は長さ15~30cm。花は雌雄異株、花茎の上部に多数の花をやや密につける。花茎は短腺毛を密生し、花柄は長さ1~3mm。花弁は5個で平開し、ふつう紅紫色をおびた黄緑色で、3裂まれに5裂し、裂片は針状線形になる。萼筒は浅い倒円錐形、短腺毛を散生し、萼裂片は三角状卵形で鈍頭、花時には斜開する。裂開前の葯は、雄花では淡黄色で開花後即裂開し、雌花では葯は発達せず、開花しても裂開しない。花柱は極めて短く、柱頭は2裂し、やや肥厚する。果実(蒴果)は縫合線で裂開する。種子は長卵形、種皮は緑色~淡赤褐色で、乳頭状突起はなく平滑、水に浮く。 

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