キリシマテンナンショウ (ヒメテンナンショウ)
’09.5.30撮影 大隅半島(鹿児島県)
’09.5.30撮影 大隅半島(鹿児島県)
仲睦まじい蝮さんに出会いました。
花茎、偽茎が短く、大きい方でも身の丈30cm足らずです。
’14.5.10撮影 日向市(宮崎県)
’14.5.10撮影 日向市(宮崎県)
花序が葉の下につき、仏炎苞が大きく、舷部が長く垂れ下がっているので、
現地ではキリシマテンナンショウだと思ったのですが、
PCでじっくり見ると、以前見たキリシマテンナンショウより、花茎も偽茎も長いので、少々自信がなくなりました。
Arisaema sazensoo (Blume) Makino
キリシマテンナンショウ
(霧島天南星)/ サトイモ科 テンナンショウ属 多年草/ 4~5月/ 九州(中南部)
別名ヒメテンナンショウ。草丈15~40cm。雌雄偽異株で雄株から雌株に完全に転換する。葉は普通1個、鳥足状に5~7(-9)個の小葉がつく。小葉は卵形~楕円形、先は尖り、しばしば中脈に沿って白斑があり、縁は全縁か粗い鋸歯縁。葉柄は10~25cm、偽茎や花序より長い。花は葉よりも下につき、2~6cmの花柄がある。仏炎苞は濃紫色、稀に黄緑色、白い縦条があり、しなやかな革質で厚く大きい。筒部は円筒状で上に開き、口辺部から舷部にかけて中央部が盛り上がり、縁はやや内側に曲がって幌のようになる。舷部は三角状長卵形、先は初め斜上し、後に垂れ下がって筒口部を覆う。付属体は太い円柱状で、先はしばしば黄白色になる。
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