モウコタンポポ


                                 ’21.4.25撮影 福岡市東区



                                  ’21.4.12撮影 福岡市東区

ぱっと見た目は小さめのセイヨウタンポポに見えます。
総苞をチェックすると、最初の個体は総苞外片が開出していたので、セイヨウタンポポみたい。
でも何となく違和感があって、1m離れたところの個体を見ると、まったく開出していません。
カンサイタンポポとは違う在来タンポポみたいです。
総苞外片が細長く、総苞の1/2~2/3なので、モウコタンポポかな。
タンポポ調査関係者にお聞きしたところ、間違いないとのことでした。

さらにおもしろい情報を入手。
福岡市のその一帯のモウコタンポポは四季咲きだそうです。
本格的な開花は春と秋ですが、夏や冬も花が見られるそうです。


                                  ’21.4.12撮影 福岡市東区



                  ’21.4.25撮影 福岡市東区



                                    ’21.4.11撮影 福岡市東区

 Taraxacum mongolicum Hand.-Mazz.
モウコタンポポ(蒙古蒲公英) / キク科 タンポポ属 多年草 / 3~5月 / 四国、九州
道端、空地。草丈10~20cm。根出葉は倒披針状線形で、長さ5~15cm。普通羽状中裂するか欠刻がある。頭花は黄色で、直径2~3cm。総苞の長さは12~15mm程度と小さい。総苞外片は細長く(披針形~広披針形)、内片の2/3程度で、明瞭な角状突起がある。総苞外片が開出したものもある。種は黒褐色。 

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