キビシロタンポポ













シロバナタンポポより花が小さく、全体に華奢です。
総苞片が反り返らず、圧着しています。

東北地方に分布するオクウスギタンポポと区別しない考え方もあるそうです。
YListを見ると、オクウスギタンポポの別名のひとつになっていました。

’20.4.8撮影 平尾台(福岡県)

 Taraxacum hideoi Nakai ex H.Koidz.
キビシロタンポポ(吉備白蒲公英)/ キク科 タンポポ属 多年草 / 4~5月 / 本州(中国地方)
道端、草地。草丈30~40cm。無融合生殖。葉は倒披針状線形で、長さ15~20cm、幅3~7cm。淡緑色で羽状に中~深裂する。頭花は白色で中心部は淡黄色、直径3.5~4cm。総苞外片は卵状長楕円形で内片の1/2長、圧着し、開出しない。角状突起はないか小さい。種子は黒褐色。よく似たシロバナタンポポは総苞片が反り返る。東北地方に分布するオクウスギタンポポと区別しない考え方もある。 

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