ニシノオオタネツケバナ


             ’24.4.22撮影 高島市(滋賀県)

谷間の沢沿い、苔むした岩にたくさん咲いていました。
頂小葉が大きいので、ニシノオオタネツケバナだと思います。





               ’04.4.29撮影 冠山(山口/広島県)

茎などが無毛なので、たぶんニシノオオタネツケバナだと思います。
(オオケタネツケバナは茎や葉が有毛)
茎葉の側小葉に切れ込みがあります。



                            ’04.4.29撮影 冠山(山口/広島県)
タネツケバナの仲間たちへ

Cardamine dentipetala Matsum.
オオケタネツケバナ(大毛種漬花) /アブラナ科 タネツケバナ属 多年草/ 4~6月/本州(近畿以北の日本海側)
  別名ニシノオオタネツケバナ。沢沿いや湿った林下。草丈20~50cm。オオバタネツケバナに似るが、草丈も花もやや大きい。茎は直立し、普通は毛があるがない場合もある。葉は頭大羽状複葉で、頂小葉は側小葉よりはるかに大きく、側小葉は2~5対あり、切れ込みがある。花は総状花序となり、花弁は白色。長角果には毛がある。 
オオケタネツケバナの長角果に毛の出ないものを(変種)ニシノオオタネツケバナとすることもある。
ニシノオオタネツケバナ(西の大種漬花)/アブラナ科 タネツケバナ属 多年草/4~6月/近畿以西~九州北部
山地の湿り気のある林縁。東日本に多いオオケタネツケバナの変種で、西日本に多く、長角果に毛の出ないものだが、中間型もある。高さ20~50cm、羽状複葉で頂小葉が大きい。下部の茎葉は基部がくさび形で小葉柄に続く、側小葉は多少切れ込む。茎はほとんど無毛。

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