マルバコンロンソウ
’05.5.4撮影 仰烏帽子山(熊本県)
コンロンソウより草丈が低く、葉が丸く、白毛が多いです。
花柱まで白毛があります。
’05.5.4撮影 仰烏帽子山(熊本県)
’09.4.18撮影 由布岳(大分県)
’09.4.18撮影 由布岳(大分県)
’09.4.18撮影 由布岳(大分県)
’15.4.11撮影 阿蘇市(熊本県)
円心形の奇数羽状複葉が特徴です。
タネツケバナの仲間たちへ
Cardamine tanakae Franch. et Sav. ex Maxim.
マルバコンロンソウ
(丸葉崑崙草) / アブラナ科 タネツケバナ属 2年草 / 4~5月 / 本、四、九
山地のやや湿り気のある林内。草丈7~20cm。茎は直立~やや斜上し、葉とともに白い毛が多く、匍匐枝を出さないい。葉は根出葉は少なくて小さく、茎葉は中部のものが最大で大きく、長さ2~12cm、柄の基部は耳状となって茎を抱く。小葉は1~7個、頂小葉が最も大きく、円形~卵形、長さ0.7~3cm。基部は心形で鈍鋸歯縁。側小葉は卵形で小さい。茎とともに白い毛が多い。花は短い総状花序になり、白色の花をつけ、密に毛がある。花弁は4個、倒卵形、長さ5~7mm。果実(長角果)は広線形で1.6~2.5cm、密に毛がある。果柄は長さ5~10mm。
よく似た同属のオオマルバコンロンソウ は肥厚する根茎をもつ多年草で、草丈は10~40cmと高く、根出葉の頂小葉の径は1.5~5cmと大きく、長角果は無毛。本州・四国・九州の一部に分布。
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