ウナギツカミ

最近の分類では生態的な型に過ぎないとし、ウナギツカミ P. sagittata var. sibirica にまとめられている。

以前はアキノウナギツカミ(秋の鰻攫、P. sieboldi)は、水辺や溝に生え、花期が秋、
狭義のウナギツカミ(鰻攫、P. aestiva)は、畑地に生え、丈が約30cmと低く、花期が春から初夏
として区別されていた

アキノウナギツカミのタイプ
アキノウナギツカミ ’02.9.28 黒木
                    ’02.9.28 黒木(長崎県)


花が白っぽいですが、葉の形がアキノウナギツカミです。
鰻でもつかめるという茎ですが、この程度でつかめるでしょうか?


アキノウナギツカミ ’02.9.28 黒木

茎には下向きの短い刺があり、葉は茎を抱くように張り出しています。
 Persicaria sagittata (L.) H.Gross var. sibirica (Meisn.) Miyabe
ウナギツカミ(鰻攫)/ タデ科 タデ属 1年草 / 水辺7~10月 畑5~6月/北、本、四、九
別名:アキノウナギツカミ、アキノウナギヅル。高さ0.6~1m。茎に下向きの短い刺がある。葉は互生し、長さ5~10cmの卵状披針形~長披針形で、茎を抱くようにはりだす。托葉鞘は筒形。花の直径3~44mmで、枝先に10数個集まってつく。花被は5深裂。普通淡紅色。 

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