ナガバノヤノネグサ

                                 ’04.9.11撮影 菊地(熊本県)

花は白っぽくて小さく、花数が少ないです。

                              ’04.9.11撮影 菊地(熊本県)


「ホソバ」と「ナガバ」、覚えたつもりでも名前があやふやになります。
 Persicaria breviochreata (Makino) Ohki
ナガバノヤノネグサ(長葉矢の根草) / タデ科 タデ属 1年草 / 8~10月 / 本(関東以西)~九
別名モリヤノネグサ。山地林下のやや湿った日陰。高さ30~50cm。ヤノネグサに比べ、葉が細く長い。茎は根元から分枝して斜上し、ときに1列の下向きの剛毛があり、高さ30~50cm。葉には短い柄があり、長楕円状披針形、先は鋭形、基部は浅い矢じり形で、耳部は三角形、長さ2~7cm、幅1~2cm、縁毛がある。托葉鞘は短く、長い縁毛がある。花は短い総状花序をなし、まばらに1~3個の花をつける。萼(花被)は5深裂し、外面先端は淡紅色を帯びた淡黄緑色~白色、長さ3~4mm。花柄には上部に毛がある。痩果は広楕円状卵形で、3稜形ときにレンズ形、黄褐色で光沢がある。
<比較> 
ナガバノヤノネグサ 湿った日陰 花が白っぽいく、1~3個 葉柄が短く、あまり矢尻形にならない
ナガバノウナギツカミ 水湿地 花が紅色、軸先にかたまる 葉柄が長く、あまり矢尻形にならない
ホソバノウナギツカミ 日当たりの良い水辺 花が白っぽく、まばら 葉柄が短く、細いほこ形
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