ツヤスミレ （シチトウスミレの別名）

以前はツヤスミレと呼ばれたタイプです。 最近の分類ではシチトウスミレ（七島菫）と同一種となったようですが、 福岡産なので別名をタイトルにしました。

浜辺から少し入ったとこで、厚くて光沢のある葉を見つけました。 近くのツワブキの葉に負けじと艶を放っています。 僅かですが、開花した花もあり、にんまり。 托葉も花もやや大きめで、インパクトある佇まいでした。 ’２１．２．１２撮影　宗像市（福岡県）

ツヤスミレGalleryへ Viola grypoceras A.Gray f. lucida (Nakai) F.Maek.  ツヤスミレ（艶菫）　／　スミレ科　スミレ属　多年草　／　３～４月　／　本州（主に西日本）～沖縄 タチツボスミレの海岸型品種。葉に光沢（艶）があり、やや厚い。 　＜同じような特徴をもつもの＞ 　シチトウスミレ（変種）は伊豆七島や伊豆半島に分布し、大型で、葉に光沢がある。 　テリハタチツボスミレ（別種）は本州中部以北の日本海側に分布。