ナガバノタチツボスミレ


                                 ’23.3.7撮影 四王寺山(福岡県)



                               ’20.1.10撮影 四王寺山(福岡県)

返り咲き? 早咲き? 
いつもこの時期に少数ですが咲いています。



                                                                       ’08.4.19撮影 平尾台(福岡県)



                                 ’15.2.24撮影 四王寺山(福岡県)



                                     ’13.3.17撮影 油山(福岡県)

花色は濃いものが多いですが、こんなに淡色の個体もありました。
<特徴>
茎葉は長卵形~披針形
花柄などに毛がない

               ’08.4.19撮影 平尾台(福岡県)



<マダラナガバノタチツボスミレ>    ’09.4.13撮影 天山(佐賀県)

花だけ見るとニオイタチツボに見える個体もあります。



 <マダラナガバノタチツボスミレ>                      ’09.4.13撮影 天山(佐賀県)
花の形、色はタチツボスミレ似のものから、ニオイタチツボスミレによく似たものまであり、
早春から5月上旬まで西日本ではよく見かけます。
ニオイタチツボスミレは植物体に微毛がありますが、本種はほとんどありません。
葉脈に沿って赤紫色の斑の入るタイプをマダラナガバノタチツボスミレと呼ぶそうです。
北部九州では斑が入ったタイプをよく見かけます。

 Viola ovato-oblonga (Miq.) Makino
ナガバノタチツボスミレ(長葉の立坪菫)/スミレ科 スミレ属 タチツボスミレ類/3下~5月上/本(静岡以西)、四、九
茎葉は細長く、長卵形~披針形。花のあとは10cmに達する。草丈は10~15cm。托葉は深く切れ込む。根生葉は心形であまり長くならない。葉脈や葉裏が紫色を帯びるものが多い。花は 直径1.5~2cmで淡紫色、タチツボスミレより色が濃く、中心部の白色が明瞭。葉脈に沿って赤紫色の斑の入るタイプをマダラナガバノタチツボスミレと呼ぶ。 

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