ヒメスミレ


              ’11.4.15撮影 三養基郡(佐賀県)


<特徴>
全体に小型、花が細身
葉は三角状披針形で、葉柄に翼がほとんどない。




               ’11.4.15撮影 三養基郡(佐賀県)



                                               ’08.4.20撮影 三養基郡(佐賀県)

小柄で細面ですが、鮮やかな濃紫色は目立ちます。
見かけは華奢ですが、たくましさに驚きます。





                                 ’14.3.31撮影 熊本市(熊本県)



                                  ’11.4.3撮影 天草市(熊本県)

少しピークを過ぎて花の色はあせ、葉の基部が張り出しています。
花の大きさは1cm強、側弁の基部は有毛、ここの個体は全体に微毛が生え、葉裏は緑色です。
↓側弁の基部は有毛です。


                   ’11.4.3撮影 天草市(熊本県)

 Viola inconspicua Blume subsp. nagasakiensis (W.Becker) J.C.Wang et T.C.Huang
ヒメスミレ(姫菫) / スミレ科 スミレ属 ミヤマスミレ類 / 3~5月 / 本(秋田以南)、四、九
  人家の周辺。日当たりの良い乾燥気味のろころ。草丈3~8cm。葉は三角状披針形で花のあとやや基部が張り出す。
  葉柄の翼がほとんどない。表面は暗緑色、裏面は紫色を帯びるものが多い。花は直径1~1.5cm。花弁は細身で、
  濃紫色。側弁の基部は有毛。全体に無毛だが、微毛覆われたものもある。色のうすいものをウスイロヒメスミレという。

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