ヒメミヤマスミレ 2

            ’11.5.18撮影 御前岳(福岡/大分県)


<特徴>
フモトスミレに似ているが、
葉の裏が淡緑色で(紫色を帯びないものが多く)、葉が三角形に近い。
コミヤマスミレにも似ているが、萼片が反り返らない。



                                ’07.5.12撮影 英彦山(福岡県)


                                 ’07.5.12撮影 英彦山(福岡県)

植林内で日射しが乏しいところでも、平気で咲いています。
ヒメミヤマスミレGalleryへ

 ヒメミヤマスミレ(姫深山菫) V. sieboldi ssp.boissieuana/ ミヤマスミレ類/3下〜5月/本(関東以西)、四、九
  草丈4〜7cm。地の林下などの半陰地。葉は三角状心形〜卵状披針形で長さ1〜3cm。表面は淡緑色で裏面はあまり
  紫色を帯びない。白い斑入りのものもある。鋸歯は数が少なく粗い。基部は深い心形。花は直径1〜1.5cm、花弁は
  やや細く白色で、唇弁と側弁に紫条が入る。側花弁は毛が密生。フモトスミレに似るが、葉の鋸歯が粗く、裏面は紫色
  を帯びないところが異なる。

Index    Home