フモトスミレ


<野焼きあと草原のフモトスミレ>  ’19.4.21撮影 瀬の本(熊本県)



<野焼きあと草原のフモトスミレ>                    ’19.4.21撮影 瀬の本(熊本県)



<野焼きあと草原のフモトスミレ>    ’12.4.24撮影 由布高原(大分県)



<野焼きあと草原のフモトスミレ>                    ’04.4.10撮影 平尾台(福岡県)



 <落葉樹林のフモトスミレ>         ’03.5.10撮影 皿ヶ嶺(愛媛県)


<特徴>
花の大きさはは1cm前後、
距が紅紫色に染まり、短め
葉の表が暗緑色で裏面が紫色、卵形~丸みのある三角形



フイリフモトスミレ ’06.4.30撮影 瀬の本(熊本県)
  <野焼きあとの草原のフイリフモトスミレ>  ’06.4.30撮影 瀬の本(熊本県)



  <野焼きあと草原のフイリフモトスミレ> ’09.5.18撮影 雨が池(大分県)



<照葉樹林の林縁のフイリフモトスミレ>                 ’10.4.18撮影 佐伯市(大分県)

 Viola sieboldii Maxim.
フモトスミレ(麓菫)/ スミレ科 スミレ属 多年草 / 3月下旬~5月中旬 / 本州(岩手県以南)~九州
  海岸近くの山地から2000m付近の高原の草地、林縁、林下。草丈3~6cm。葉はやや水平に広がり、卵形~円形と
  変化が大きく長さ1~3cm。表面は暗緑色で光沢がなく、裏面は紫色を帯びる。鋸歯は普通低くて細かい。花は
  直径0.7~1cmと小さく、花弁は白色で唇弁に紫色の筋が入る。中には各花弁に紫色の筋が入り全体が紅紫色に
  見える花もある。側花弁の基部は短毛が密生する。品種に、葉の葉脈に沿って斑の入るものは、フイリフモトスミレ、
  花弁に紫条のないものは、シラユキスミレ(シラユキフモトスミレ)がある。
  フイリフモトスミレ Viola sieboldii Maxim. f. variegata (Nagas. ex F.Maek.) F.Maek. et T.Hashim. ex T.Shimizu
    フモトスミレの品種で、葉の葉脈に沿って斑の入るもの。

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