フイリナガバノスミレサイシン

                                 ’13.3.30撮影 南阿蘇(熊本県)


              ’11.5.8撮影 くじゅう(大分県)


<特徴>
葉は披針形で光沢が鈍く、先が急に細くなることはない。
距はぽってり形。
花期は斑がほとんど入らないものもある。


               ’04.4.11撮影 菊池市(熊本県)


               ’04.4.11撮影 菊池市(熊本県)


                                                            '08.4.1撮影 菊池市(熊本県)


葉の斑はそれほどはっきりしていませんが、
九州のものはフイリナガバノスミレサイシンのようです。

花のあと葉は驚くほど大きくなります。

 Viola bissetii Maxim. f. albiflora Nakai ex F.Maek.
フイリナガバノスミレサイシン(斑入長葉の菫細辛)/ スミレ科スミレ属スミレサイシン類/ 4月/ 四(西部)、九
  葉に斑が入るもの。(花期にはほとんど斑が入らないものもある。) 葉は披針形、光沢は鈍く、裏面は紫色を帯びる。
  花は直径2cm前後、淡紫色。側弁は無毛。花柱の上部はカマキリの頭形で柱頭が嘴状に突き出ている。 
Viola bissetii Maxim.
ナガバノスミレサイシン(長葉の菫細辛)/ スミレ科 スミレ属 スミレサイシン類 多年草/ 本州~九州の太平洋側
  林下などやや日陰の湿った所。草丈5~12cm。葉は披針形~三角状長卵形で先は急に細くなることはなく長さ3~8cm。
  表面は緑色で裏面は紫色を帯びる。葉は花時には十分展開していないことが多い。花は直径2~2.5cm、花弁は淡紫色
  ~淡紅色で濃淡の変化は大きいが、色の薄いものが多い。側弁は無毛。花柱はカマキリの頭形でくちばし状に突き出る。
  花の白色品種をシロバナナガバノスミレサイシンという。 
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