エゾタカネスミレ


          ’05.7.9撮影 大雪山(北海道)



                        ’05.7.9撮影 大雪山(北海道)



                         ’05.7.9撮影 大雪山(北海道)


エゾタカネスミレ ’06.7.8撮影 夕張岳
            ’06.7.8撮影 夕張岳(北海道)
狭義のタカネスミレは葉に光沢があり、葉柄は有毛ですが、
エゾタカネスミレは葉に光沢がなく、葉柄が無毛という特徴があります。

 Viola crassa Makino subsp. borealis Hid.Takah.
エゾタカネスミレ(蝦夷高嶺菫)/ スミレ科スミレ属キバナノコマノツメ類/ 6月下~8月上 /北
  高山帯の砂礫地。草丈5~10cm。葉は腎形~円形で3cm前後、厚くて硬く、暗緑色で普通光沢がなく、脈はへこみ、
  無毛。花は直径1~1.3cm、濃黄色で花弁の幅が広く、先は円形で、唇弁に茶褐色の筋がある。側弁は無毛。花柱の
  上部はY字形で、突起毛はない。托葉は全縁か低い鋸歯がある。クモマスミレに似るが、地下茎から匐枝を出して増える
  ことは少ない。夕張山地の超塩基性岩礫地は全体に小型で紫色を帯びたのもが多い。

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