エイザンスミレ '24


                                   ’24.4.2撮影 高森町(熊本県)



                                   ’24.4.2撮影 高森町(熊本県)

植林の一部が伐採されたためか、エイザンさんが少なくなりました。





                ’24.4.7撮影 由布市(大分県)

ヒナスミレが多いお山ですが、エイザンスミレも少しだけ花を咲かせています。



                                   ’24.4.7撮影 由布市(大分県)
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 Viola eizanensis (Makino) Makino
エイザンスミレ(叡山菫)別名:エゾスミレ / スミレ科 スミレ属 多年草 / 4上~5月中 / 本、四、九
低山の日陰、湿った所。草丈5~15cm。無茎種。地下茎は短い。葉は互生、複葉で長さ幅とも5~9cm、深く3裂し、さらに裂けて中裂するが、ヒゴスミレのように5角形にならない。花後葉は大きくなり葉柄も長くなる。花は径2~2.5cm、花弁は淡紅紫色で紅色の筋が入るのが普通であるが、紅色や白色に近いものもあり、縁は波打っていることが多い。側弁の基部は有毛。距は太く、短い。花柱は突頭形(カマキリの頭形)、上部は左右に膨らまず、柱頭は短く突き出る。萼片は披針形、付属体には鋸歯がある。白花を、シロバナエゾスミレという。
シロバナエゾスミレ Viola eizanensis (Makino) Makino var. eizanensis f. candida Hiyama
エイザンスミレの白花品種。青森県から九州まで広く分布するが、距も白く、花柄や葉柄が緑軸(あおじく)の白花品は極めて稀。 

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