Viola mandshurica W.Becker f. crassa (Tatew.) F.Maek.
アナマスミレ(アナマ菫) / ミヤマスミレ属 / 4~7月 / 北海道,本州の日本海側。四国の瀬戸内側 |
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礼文島のアナマ岩で発見されたので、この名がある。北日本のものほど、大型で葉が細くなる傾向がある。西日本では幅広い葉のものが多い。日本海型の海岸変種。植物体は側弁をのぞいて無毛。葉は,光沢が強く,細長くて内側に巻くことが多い。葉が内側に巻くものが典型的とされているが,西の地方に行くほどその傾向は弱くなり,アツバスミレに近くなる。瀬戸内や中国地方,九州北部などで見られるものは,アツバスミレとも,アナマスミレとも同定できる。 |
Viola mandshurica W.Becker var. triangularis (Franch. et Sav.) M.Mizush.
アツバスミレ(厚葉菫) / ミヤマスミレ属 / 3~4月 / 本州関東以西,四国,九州の太平洋側 |
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太平洋側型の海岸変種。植物体は側弁をのぞいて無毛。時に側弁も無毛。葉は光沢が強く典型的なものでは楕円形になる。葉は光沢が強く典型的なものでは楕円形になるが,このような型は伊豆諸島以外ではほとんど見られない。また,伊豆諸島でも基本変種のスミレに近い葉形を持つものもある。渥美半島などで見られるものは,葉の光沢が強いこと以外は基本変種とほとんど変わらないが,この光沢は種子から育てたものもかわらない。 |