ヤンバルキヌラン










朝、見つけた3株は高さ30cm近いのっぽ3兄弟。
背高のっぽでも、まわりと同化して存在感がまったくありません。
類似種がいくつかあって迷いましたが、ヤンバルキヌランではないかと思います。


↓次に向かった山でも、1株発見!
こちらは若い個体で、草丈は15cmくらいでした。







’17.2.28撮影 沖縄本島北部(沖縄県)

 Zeuxine leucochila Schltr.
ヤンバルキヌラン(山原絹蘭)/ ラン科 キヌラン属 多年草 / 2~4月 / 九州(奄美大島)~沖縄
亜熱帯の常緑広葉樹林下。 草丈20~30cm。葉は根元に3~5個つき、葉身は長楕円状披針形~広披針形、長さ1.5~3cm、幅1~1.5cm。鋭頭で、花時には枯れていることも多い。花は茎頂に数個~10個程度つき、白色。苞は広卵形、長鋭尖頭、長さ約6mm。背萼片は卵形、長さ3~4mm。唇弁はY字形、他の花被片より長く、基部をのぞき白色。花茎には開出する白毛がある。 イシガキキヌラン(Zeuxine sakagutii Tuyama)は唇弁が黄色。
<類似種>
 ムニンキヌラン:花柄子房が無毛であることでヤンバルキヌランから区別される。小笠原諸島の母島。
 アオジクキヌラン:植物体に赤みがなく、花はヤンバルキヌランより大きく、萼片の基部が緑色をおびるほかは白く、                                 唇弁の先端部の裂片は丸みをおびる。沖縄島。
 オオキヌラン(センカクキヌラン):植物体が大きい。開花時の茎の高さが約30cm、葉が最長7cm。石垣島。
 ジャコウキヌラン:開花時の茎の高さが約50cm、葉の長さが12cmとより大きい。沖縄島·石垣島·与那国島。
 イシガキキヌラン:唇弁が黄色。琉球(種子島以南 ) 

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