ヤクシマヒメアリドオシラン


                                              ’05.8.3撮影 愛媛県

高さ8cmくらいの小さなラン発見。
ハクウンランと思って、アップしたのですが、
唇弁の先が三角形に尖っているので、ヤクシマヒメアリドオシランと訂正します。



                                                            ’05.8.3撮影 愛媛県

ハクウンランと比較して見ました。






                   ’05.10.22撮影 沖縄本島

群生していましたが、花は終わっていました。
葉の長さは1cm余りで、深緑色。

 Odontochilus yakushimensis (Yamam.) T.Yukawa
ヤクシマヒメアリドオシラン(屋久島姫蟻通蘭)/ ラン科 ハクウンラン属 多年草 / 6~8月 / 九~沖
  暖温帯の常緑樹林下。草丈5~10cm。茎の下部は横に這い、立ち上がって花茎を伸ばす。葉は3~5個が疎らに互生し、葉身は広卵形~卵円形、長さ1~2cm、幅0.5~1cm。深緑色で暗紫色を帯び、無毛。上方は花序とともに白色の多細胞の毛が疎らに生える。花は茎頂に総状に1~4個つき、萼片と側花弁は淡黄緑色で赤褐色を帯び、唇弁は白色。苞は披針形で鋭頭、長さ約1cm。萼片は下半分が合着し、外面に疎らに毛がある。側花弁は背萼片と接着する。唇弁はやや大きく、舷部の先は2深裂し、裂片は三角形(菱形)に尖り、基部は袋状の距となり、爪部は細く全縁、中部に溝がある。蕊柱は長さ約2mm。 

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