ツルラン


              ’18.7.19撮影  沖縄本島北部(沖縄県)



                             ’18.7.19撮影  沖縄本島北部(沖縄県)



               ’18.7.17撮影  沖縄本島北部(沖縄県)



             ’18.7.17撮影  沖縄本島北部(沖縄県)

初めて見た印象は鶴の首のように茎が長~い! まさに鶴さんだと納得してしまったのですが、
調べてみると、由来は花の形を鶴が飛ぶ姿に喩えたものらしい。



            ’18.7.17撮影  沖縄本島北部(沖縄県)

薄暗い林内に真っ白な花が目立ちます。
しかし、往きではまったく気づかず通り越した私たち、、、呆れてしまいます。
まだ初々しい個体ばかりで、開花は半分くらいですが、のびやかで美しいです。
全部咲いたらさぞかし豪華なことでしょう。




              ’25.9.30撮影 奄美大島(鹿児島県)



              ’25.9.30撮影 奄美大島(鹿児島県)

↑かなりくたびれていますが、ツルランの形を留める株が残っていました。
↓こちらの株は若い果実がぶら下がっていました。


              ’25.9.30撮影 奄美大島(鹿児島県)

 Calanthe triplicata (Willemet) Ames
ツルラン(鶴蘭) / ラン科 エビネ属 多年草 / 6~10月 / 九州(南部)~沖縄
常緑広葉樹林下。茎丈は50~70cm。葉は3~6個つき、葉身は狭長楕円形~倒卵状長楕円形、長さ20~50cm、先は尖り、基部は短い柄となり、濃青緑色。花は茎頂に20~40個つき、花冠は白色、萼片は倒卵形で開出し、長さ12~15mm。唇弁は斜上し、萼片より長く、基部から3裂し中央裂片はさらに2つに分かれて大の字形になり、唇弁基部に黄色か紅色の3条の隆起がある。 

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