テガタチドリ


                        ’22.7.6撮影 池の平(長野県)

花の姿はチドリ(千鳥)を連想出来ますが、テガタ(手形)というのは??
太い根が手のひら状になっていることからだそうです。



                     ’22.7.6撮影 池の平(長野県)

カメラを構えると、蜜に集まる昆虫さんに怒られました。






                       ’02.8.6撮影 立山(富山県)



                      ’02.8.6撮影 立山(富山県)



                    ’02.8.6撮影 立山(富山県)



                       ’02.8.6撮影 立山(富山県)

背の高いテガタチドリはよく目立ちます。
いろんなところに咲いています。
九州の山だったら盗掘されそうと心配になるのですが、、、ここでは心配なさそう。

’02.8.6撮影 立山(富山県)

 Gymnadenia conopsea (L.) R.Br.
テガタチドリ(手形千鳥) / ラン科 テガタチドリ属 多年草 / 7~8月 / 北、本(中部地方以北)
別名(チロリソウ) 亜高山帯~高山帯の草地。草丈30~60cm。一部の根は肥厚し、掌状に分枝する。葉は茎の中部以下に4~6個が互生、葉身は広線形、長さ10~20cm、幅1~2.5cm。2つ折りになり、基部は茎を抱く。茎の上部に数個の線状披針形の鱗片葉がある。花は茎頂に長さ7~15cmの花序に総状にやや密に多数つき、径約1cm、淡紅紫色でやや芳香があり、下から咲き始める。苞は披針形、花とほぼ同長。萼片は卵形、長さ4~5cm、側花弁は斜卵形で萼片より短い。唇弁は卵状くさび形、長さ6~8mm、3中裂し、裂片は同大で円頭。距は線形、長さ15~20mm、後方に反り返り気味に伸びる。蕊柱は長さ約1.5mm。
類似したノビネチドリは葉の縁が波打っている。 和名は太い根が掌状になっていること、花の姿が飛ぶ千鳥に見立てたことにちなむ。
 
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