サイハイラン '23  '25


             ’25.5.26撮影 豊後大野市(大分県)

今年は淡色の花を咲かせていました。
同じ場所の個体でも、花色が変わることもあるんだ。



             ’25.5.26撮影 豊後大野市(大分県)



             ’25.5.26撮影 豊後大野市(大分県)



                             ’25.5.26撮影 豊後大野市(大分県)




              ’23.5.27撮影 豊後大野市(大分県)



              ’23.5.27撮影 豊後大野市(大分県)



                                ’23.5.27撮影 豊後大野市(大分県)

↑花は見頃ですが、葉はもう無くなっていました。
↓こちらの花はピークを過ぎていますが、葉をつけています。
ふつう冬緑性で、花が終わる頃、葉を枯らし夏の間休眠し、秋に新しい葉を出すそうです。


                ’23.5.27撮影 九重町(大分県)

葉は狭長楕円形で長さ30cmくらいのものをよく見かけます。
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Cremastra variabilis (Blume) Nakai
サイハイラン(采配蘭)/ ラン科 サイハイラン属 多年草 / 5~6月 / 本、四、九、沖
山地の木陰。球茎は卵形、やや離れ気味に接続し、ふつう1個の葉を先端につける。葉は狭長楕円形で、革質、長さ15~35cm、幅3~5cm、長鋭尖頭で、基部は柄となる。花茎は高さ30~50cmで、直立し、基部は鞘状葉で包まれる。10~20花をやや密に総状につける。苞は線状披針形、長さ7mm、鋭尖頭。花は淡緑褐色で紅紫色をおびるものが多いが、花色の変異に富む。萼片と側花弁は線状披針形、長さ3~3.5cm、鋭尖頭。唇弁は長さ3cm、基部が少しふくれ、全長の2/3が蕊柱を抱え、先端部で3裂する。側裂片は披針形で中裂片は長円形。蕊柱は長さ2.5cm、先端は太い。和名は花序の様子を〈采配〉に見立てたもの。緑化個体(アントシアニン合成能力を欠く)を品種アオサイハイランという。  
モイワランC.aphylla T.Yukawaは根茎がサンゴ状に分枝し、葉が退化し、花色が赤く、蕊柱の下部がふくらまないなどの点でサイハイランと異なる。

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