ナリヤラン








ほんとうにカトレアみたいな美しい蘭です。
たくさん咲いていたので、野生ではないのかもしれません。
図鑑の花期は周年になっていますが、初夏から夏が多いようです。


’06.9.9撮影 西表島(沖縄県)

 Arundina graminifolia (D.Don) Hochr.
ナリヤラン(成屋蘭) / ラン科 ナリヤラン属 多年草 / 1~12月 / 八重山諸島
日当たりのよい草原。草丈50cm~130cm。茎はやや硬く、木質化する。葉は15~25個つき、線状披針形で、長さ10~20cm、幅1~2cm。縦脈は葉の両面に突き出る。花は総状花序となって5~8個つき、径約4cm、唇弁が少し丸まり先は鮮やかな紅紫色で中央に黄色の斑紋がある。他の花弁は白色。一斉に咲かず、次々と咲く。花だけ見ると洋ランのカトレアによく似ている。ただし花はカトレアのように長持ちはせず、一つの花は数日以内でしぼむ。 
                                              
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