ムカゴトンボ '15
トンボがつくラン科植物もけっこう多いですが、ムカゴトンボも空飛ぶトンボのイメージがないです。
名前がよく似ている
ムカゴソウ
よりも花数が少なく、整っていない中途半端な髭が特徴です。
’15.8.26撮影 福岡県
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ムカゴトンボ
(零余子蜻蛉) / ラン科 ムカトトンボ属 多年草 / 9〜10月 / 本(関東以西)、四、九
日当たりのよい湿った草地、法面。高さ20〜50cm。葉は下部に3〜5個、広披針形で4〜10cm。総状花序を立て、
淡緑色の花(直径約5mm)を多数つける。側花弁は兜状にずい柱をおおい、唇弁は3裂し、中裂片は3mmほどの舌状、
側裂片はひげ状にねじれ6〜7mm。距は3〜4mm。宮崎県で見つかった側裂片が10〜12mmと長くなった個体を
ヒゲナガトンボと呼ぶ。
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