クモラン


                                       ’12.7.17撮影 宮崎県




                       ’12.7.17撮影 宮崎県


和名は根を拡げて幹や枝などにくっついている様子が蜘蛛ににていることから。
蜘蛛にそっくりとは思いませんが、四方に拡がった根が印象的で、蜘蛛を連想してしまいます。
この扁平な根は生き残りのためこのような形になったのでしょうが、
根の役目と葉の役目も担う機能的な形なんですよね。






                  ’08.7.17撮影 佐賀県


                                   
                                   ’08.7.17撮影 佐賀県


場所を教えていただいていたので、見つけることが出来ましたが、
ふつうでは花が咲いていることに気がつかない地味なランです。
葉だと思っていたのは根なんですね。(-.-;)

クモラン(蜘蛛蘭) / ラン科 クモラン属 多年草 / 6〜7月 / 本(関東以西)〜沖
  樹幹に着生。根はやや扁平で四方に張り出し、長さ2〜3cm。葉はほとんどない。花茎を数個だし、
  長さ約2mmの薄緑色の花をつける。花弁は基部で合着し、筒状。
 

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