コフタバラン



小さいということは頭に入れていたのですが、これほど小さいとは。
水苔の中に隠れているので、見つけるのに苦労しました。




花より丸っぽい子房が目立ちます。







顔を近づけても花の状態がわからず、カメラのライブビューで拡大し、
フレッシュな花だったので、にんまり。\(^o^)/

’24.5.20撮影 長野県下伊那郡

 *APG分類体系、従来の分類ではフタバラン属
 Neottia cordata (L.) Rich.
コフタバラン(小双葉蘭)/ ラン科 *サカネラン属 多年草 / 6~8月 / 北海道~九州
   針葉樹林下。 草丈6~20cm。茎は細く、葉の付け根付近に毛が生える。葉は茎の下部に2個が対生して水平に開き、葉身は三角状腎形、長さ幅とも1~2cm。先は鈍頭で凸端、基部は浅心形。表面は光沢があり、無毛。鱗片葉はない。花は茎頂に4~10個を疎らにつけ、帯緑黄色~淡黄色、時に茶褐色を帯びる。苞は三角状卵形でやや鋭頭、開出し長さ約1mm。萼片は狭長楕円形で鈍頭、長さ1.5~2mm。側花弁は狭卵形、萼片とほぼ同長。唇弁は平開し楔形、長さ3~5mm、基部に斜開する小裂片深裂して広く開き、裂片は線形で鋭頭。
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