コアツモリソウ













数株がひっそりと咲いていると思っていたのに、想像以上にたくさん咲いていました。
高さは10~20cmと図鑑に記載されていますが、みんな10cm程度で、
クマガイソウやアツモリソウとは比べものにならない小ささです。
花は2枚の葉の下でお辞儀をしているので、野草好きでないと気がつかないかも。


’15年6月10日 北海道

 Cypripedium debile Rchb.f.
コアツモリソウ(小敦盛草)/ラン科 アツモリソウ属 多年草/5~6月/北(西南部)、本(中部以北)、四、九(熊本県)
山地樹林下。  草丈10~20cm。葉は茎頂に2個対生し、心円形で長さ3~5cm、幅2~5cm。先は尖り、基部は円形、縁は波打ち毛状突起がある。表面は光沢があり、平坦で3~5脈がある。花は葉の間から花茎を伸ばし、その先に1個垂れ下がってつける。花は淡黄緑色、で、側萼片は卵状披針形、側萼片は合着し、楕円状披針形、側花弁は狭披針形、長さ1~1.5cm。袋状の唇弁は暗紅紫色の条斑がある。果実は線状楕円形、果期には花茎は直立する。唇弁に暗紅紫色の条斑のないものがあり、シナノコアツモリソウという。

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