キヌラン?


                  ’04.4.2撮影 奄美大島(鹿児島県)




                   ’04.4.2撮影 奄美大島(鹿児島県)


草陰に変なもの発見!
咲き終わったものかなとマクロレンズを近づけてみるとどうも蘭のようです。
珍しい植物だと思ったのですが、翌日公園の芝生広場でもニョキニョキしている姿を見つけ、
「奄美では、珍しくもないんだ!」と考えを改めました。

数年後、この花によく似たチクシキヌラン(品種)という花が報告されていると、アドバイスを受け、
キヌランがよくわからなくなりました。
’06年に撮影したものは唇弁の形からチクシキヌランのように思うのですが、
こちらは、その画像と比べると、唇弁の形が明らかに違います。
唇弁の先が2裂しているようにも見えますが、定かではありません。

キヌラン(絹蘭) / ラン科 キヌラン属 多年草 / 3〜4月 / 九(南部)〜沖
  (別名:ホソバラン) 日当たりの良い草地。葉は線形。茎の高さ5〜10cm。茎は赤みを帯び、同じような色の細い葉を
  多数密着してつける。花は、萼片は赤みを帯びた白色、唇弁は黄色で、茎頂に多数つける。

 チクシキヌラン(ちくし絹蘭) / ラン科 キヌラン属 1年草または多年草 / 3〜4月 / 九(南部)〜沖
  草丈2〜7cm。葉は線状披針形で上向きにつき、長さ1〜3cm。 花は総状花序になり、3〜10個つく。花弁は白色、
  長さ約6mm、唇弁は黄色、卵状長楕円形で長さ約4mm、先は舌状。キヌランに似るが、唇弁の先が2裂せず舌状に
  なる点で異なる。 

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