キンリョウヘン

実家のソテツ(古木)に着生しているキンリョウヘンです。
買ったものでも、もらったものでもありません。

花が咲くまで気がつかず、5年くらい前、剪定中に見つけたようです。
いつ、どのような方法で着生してしまったのか、まったくわかりません。

このランの話は聞いていたのですが、こんなに豪華な花だとは思っていませんでした。
ランに詳しい人にお聞きしたところ、キンリョウヘンということがわかりました。

ネットで調べてみると
キンリョウヘンの花にはニホンミツバチを誘引する効果があり、
ニホンミツバチを捕獲するのに利用されるとか。
なぜか西洋ミツバチには効果がないそうです。

天草の神社でも、境内のクスノキと大ソテツに花を咲かせるようになり、
参拝人が増えたとの記事もありました。

華やかに咲き誇ったキンリョウヘンの逞しさに
感激した一日でした。


’10.5.17撮影 北九州市

キンリョウヘン(金稜辺) / ラン科 シュンラン属 / 4〜5月 / 中国南部原産
  長さ約20?30cmの細い葉があり、アーチ型の花茎を伸ばし花を咲かせる。日本ミツバチだけを誘引する植物
  として古くから利用されてきた貴重な植物。日本には文明年間には渡来していたとされる。

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