キバナノセッコク '15






今回は大半が蕾でしたが、開花した花序がありました。
びっしょり濡れて、水々しいこと いえ、いえ、濡れてなくても瑞々しく愛らしい花たちでした。

’15.7.6撮影 九州南部
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Dendrobium tosaense Makino
キバナノセッコク(黄花の石斛)/ ラン科 セッコク属 多年草/ 7~11月/ 八丈島、四、九、沖
常緑広葉樹林の樹幹や岩上に着生。草丈10~150cm。茎は多肉で円柱形、垂れ下がって着く。葉は2列状に互生、葉身は長楕円状披針形~披針形で長さ2~7cm、幅0.7~2cm。先は鋭頭で光沢がある。花は茎の上部に出るジグザグ状の花茎の先に3~8個、総状花序につく。花は薄黄緑色、唇弁の中心に紫褐色の斑紋が入る。背萼片は広披針形、側萼片は斜三角形、長さ12~15mmで鋭頭。側花弁は長楕円状披針形、萼片より少し短い。唇弁は倒卵形で斜上し、先端は反曲して鋭頭、長さ約15mm、基部に隆起がある。蕊柱は長さ3~4mm。葯は広卵形、花粉塊は橙黄色で4個。苞は線状披針形。果実(蒴果)は紡錘形、長さ2~3cm。
 
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