カシノキラン


                     ’12.7.17撮影 宮崎県




                   ’12.7.17撮影 宮崎県

クローズアップすると、こんなお顔です。
萼片と側花弁が淡黄色で同形、
唇弁基部は大きな嚢になって、不思議な形。
唇弁の先端は扇状に広がり、中央が黄色で赤い斑があります。




                                   ’12.7.17撮影 宮崎県




                                      ’12.7.17撮影 宮崎県


今回の1番の目的は以前、比較的低い場所に花を咲かせていたのに、気づかなかったカシノキラン!
気合い充分なのですが、この雨では探せません。
待つこと15分、雨は小康状態になりました。
こんなところにも咲いていたんだ\(^-^)/
花は葉に隠れるように咲いているのですが、それでも雨の雫だらけ、
おまけに微動して、ピントが合いません。(T_T)
手こずっていると、雨の雫が少しずつ落ちていき、お顔が見えるようになりました。
可愛い!!






                                     ’15.7.7撮影 宮崎県

3年前と同様、雨の雫だらけのカシノキランですが、今回は暗くて靄っているので、ピントが合いません。
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Gastrochilus japonicus (Makino) Schltr. 
カシノキラン(樫木蘭) / ラン科 マツラン属 多年草 / 7~8月 / 本(千葉以南)~沖
 
常緑広葉樹の樹幹に着生。茎は長さ1~4cmと短く、先端は斜上し、細い気根が多数出て着生する。葉は2列に互生し、倒被針形でわずかに湾曲し、長さ3~6cm、幅0.6~1.5cm。先はやや鋭頭、革質で厚く光沢があり、中肋は裏面に突出し、基部は鞘となって茎をを包む。花は4~10個が総状花序に腋生し、5弁花は淡黄色で平開、萼片と側花弁は同形、狭楕円形で鈍頭、長さ約4mm。唇弁の基部は大型の嚢となり、内側に暗紅紫褐色の班紋がある。舷部は扇状、大きな黄斑があり、縁に不規則な凹凸がある。蕊柱は短く、葯は半球状。果実(蒴果)は倒卵形、成熟すると裂開する。

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