ヒトツボクロ　'22　'23　'25　福岡県

’２５．５．３１撮影　福岡県u 　　　　　　　　　　　　　　　　’２５．５．３１撮影　福岡県u 今年は花茎を上げた株を１株しか見つけることが出来ませんでした。 葉は数カ所に小群生しているのですが。 　　　　　　　　　　　　　　’２３．５．２３撮影　福岡県u 　　　　　　　　　　　　　　’２３．５．２３撮影　福岡県u 　　　　　　　　　　　　　　’２３．５．２３撮影　福岡県u 　　　　　　　　　　　　　　’２３．５．２３撮影　福岡県u 今年は花茎を上げた株を６株見つけましたが、思い通りの写真が撮れません。 葉は目立つのに、花序につく花は地味すぎて、花らしく写ってくれません。 今回も枝にまとわりつくヤブ蚊のようになりました。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　’２２．５．２３撮影　福岡県u 　　　　　　　　　　　　　　　　　’２２．５．２３撮影　福岡県u 頼りない花はまったく目立たないので、特徴ある葉を探します。 初めの1株を見つけると、目が慣れてきて、数株見つけることが出来ました。 これでもラン科の花！　花は超地味、香りも出していないような、、、花粉の運び手は来てくれるのでしょうか。

ヒトツボクロGalleryへ Tipularia japonica Matsum.  ヒトツボクロ（一ツ黒子）／　ラン科　ヒトツボクロ属　多年草　／　５～６月　／　本、四、九  林下。草丈２０～３０cm。葉は球茎の上から１個出て、葉身は卵状楕円形、長さ３．５～７cm、幅１．５～３cm。先は鋭尖頭、基部は円形。表面は光沢のある深緑色で中脈は普通白く、裏は紅紫色。葉柄は長さ３．５～７cm。花は細い花茎の先に総状花序となり、やや疎らに紫褐色を帯びた黄緑色の小さな花を、５～１０個下向きに咲かせる。萼片と側花弁は狭倒披針形で鈍頭、長さ約４mm。唇弁は倒卵形、長さ約３mm、基部で浅く３裂し、中裂片は円頭、広線形で全縁、側裂片は小さく、縁は細鋸歯縁。距は淡紅紫色、長さ約５mmで下垂する。蕊柱は長さ約３mm、先の方は狭い翼がある。葯は広卵形。花粉塊はは楕円形で４個。果実（蒴果）は紡錘形で下垂する。和名の由来は不明。