ヒトツボクロ  '07 '17


                      ’17.6.8撮影 佐賀県



                      ’17.6.8撮影 佐賀県

時間をかけて探しましたが、2株しか見つけることが出来ませんでした。
どちらも小雨で元気がありません。
葉の裏面は2株とも赤紫色ですが、一方の表面は黄色に変色しています。



                      ’17.6.8撮影 佐賀県



ヒトツボクロ '07.6.9撮影 佐賀県
                   ’07.6.9撮影 佐賀県

2個体が寄り添って生えているので葉が2枚に見えますが、1個体1枚です。



                   ’07.6.9撮影 佐賀県



                 07.6.9撮影 佐賀県

暗い、揺れる、虫が多い
三重苦に苦しみながらの撮影です。
立ったままだと、花が咲いていることに気づきません。
ただ根元の葉が存在感を少しだけアピールしています。


ヒトツボクロ '07.6.9撮影 佐賀県
                ’07.6.9撮影 佐賀県

花が小さいので約5mmの距が長く見えます。
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Tipularia japonica Matsum. 
ヒトツボクロ(一ツ黒子) / ラン科 ヒトツボクロ属 多年草 / 5~6月 / 本、四、九

 林下。草丈20~30cm。葉は球茎の上から1個出て、葉身は卵状楕円形、長さ3.5~7cm、幅1.5~3cm。先は鋭尖頭、基部は円形。表面は光沢のある深緑色で中脈は普通白く、裏は紅紫色。葉柄は長さ3.5~7cm。花は細い花茎の先に総状花序となり、やや疎らに紫褐色を帯びた黄緑色の小さな花を、5~10個下向きに咲かせる。萼片と側花弁は狭倒披針形で鈍頭、長さ約4mm。唇弁は倒卵形、長さ約3mm、基部で浅く3裂し、中裂片は円頭、広線形で全縁、側裂片は小さく、縁は細鋸歯縁。距は淡紅紫色、長さ約5mmで下垂する。蕊柱は長さ約3mm、先の方は狭い翼がある。葯は広卵形。花粉塊はは楕円形で4個。果実(蒴果)は紡錘形で下垂する。和名の由来は不明。

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